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利根川が生んだ、名酒『光東』とは!!

利根川が生んだ、お酒『光東』!! お酒の作り方は様々あるが・・なぜ? 山廃仕込にこだわったのか聞いてみた。

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利根川が生んだ山廃仕込で作られたお酒『光東』!!

旨さと歴史を山川酒造社長、山川明彦さんに伺いました。

『まず、お酒作りの歴史を教えてください』

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はい、山川酒造の歴史は古く、嘉永3年(1850年)に群馬県で創業を開始しました。私の代で現在6代目になります。

元々、新潟の柿崎町で網元をしていた一族が、冬季は漁に出られない理由から、北関東に出稼ぎに来たのが始まりです。

現在、主力商品は『光東』『利根川育ち』と2種類あります。

大きく分け『光東』は毎日の晩酌に飲んでいただきたいお酒、また、『利根川育ち』は、お酒の苦手な方でも飲みやすいお酒を目指したお酒です。

『山廃仕込とは何ですか?』

山廃仕込とは、米、米麹、と水を混ぜ合わせ天然の乳酸菌によって米のヨーグルトのような酒のモト(酒母)によって醸すお酒です。

手作業でとても大変なんです。

山廃仕込とは、実は略した言い方で、正確には山卸廃止酛仕込(やまおろしはいしもとじこみ)と言います。

「山卸」を廃止してつくった物を指します。

『光東(こうとう)は、この山廃仕込で作られたのですね。』

いや、山川酒造で作られるこの『光東』は、正確に言うと山廃仕込をより近代的に行い、ちょうど中間の行程で行います。

昭和時代は、甘い酒が好まれる傾向が強く辛口のお酒が少なかったんですね。

『スッキりした酒を造りたい!!』

群馬県の気候だと山廃仕込が最も最適で辛口な酒造りに適していたんですね。

しかし、あまりにも時間がかかるため、先代の父が、自ら蔵に入り試行錯誤した近代山廃仕込で、『光東』が誕生しました。

『商品のこだわりを教えてください。』

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まず、伝統の手法でしっかりした酒を作りたい!!

それには、経験のある職人さんがかせませんでした。

特別なお酒ではなく、毎晩、晩酌で美味しく飲んでもらいたい。

そんな思いで、先代から酒造りをしています。

また、『光東』は、こくのあるお酒なので40度から50度くらいがとても美味しくお飲みになれ温度です。

燗酒がおすすめです!!

もちろん好みはありますが。。。。

『これからチャレンジしたい事を教えてください。』

もう一つのお酒『利根川育ち』は、日本酒が苦手な方にもお酒を親しんでもらいたいという思いでつくりました。

アルコールが少なく香りが高く、味がスッキリしています。

冷たくしてお飲みいただきます。

山川酒造は、利根川から近く利根川の水に感謝を込めて、このお酒を『利根川育ち』と命名しました。

ですので、現在は、コストを抑えなければいけない事から、他県の素材を使う事もあります。

これからの課題(チャレンジ)は、この利根川の水以外の素材も、すべて地元の素材を使う酒造りにチャレンジしていきたいということですね。

取材後記

今回は、フードナビゲーター山田が営む、ふぐ・魚料理『三代目魚熊』で取材をさせていただきました。

ふぐ・魚料理『三代目魚熊』に置かれているお酒で唯一にこだわって仕入れたものが今回のこのお酒です。

そのご縁で今回の取材をさせていただきました。

取材させていただいた、山川酒造さんの『光東』・『利根川育ち』は、取材場所である
『三代目魚熊』でもお飲みになる事ができます。

こだわりの魚同様、こだわりの酒をお楽しみください。

生産者情報

所在地 群馬県邑楽郡千代田町赤岩185-3

電話 0276(86)2182
FAX 0276(86)2182

蔵見学 有り(日時、人数による/要予約)
蔵元直送 有り(詳細はお問い合わせ下さい)

山川酒造

この記事を書いた人

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フードナビゲーター 山田正幸

魚料理『三代目魚熊』の三代目、料理研究家、魚料理アドバイザー等の活動を経て、料理家として幅広く活動中。

『ふぐ・魚料理家』山田正幸 Official site

ふぐ・魚料理『三代目魚熊』ブログ

魚料理教室ブログ